顔のたるみは糸でリフトアップできる？メリット・デメリット
「顔のたるみに糸が効果的」というのは
聞いたことがある方も多いと思います。
一口に糸といっても種類がありますし、
メリットデメリットがあるので、
手術を受ける前にどの糸を入れるのか？
本当に糸を入れる必要があるのか？
をよく検討することが大切です。
フェイスリフトの糸
フェイスリフトの糸にはどんな種類があるのでしょうか？
メリット・デメリットも一緒にご紹介します。
金の糸
金の糸を入れると、周辺組織が金を異物と認識するので、
線維芽細胞が活性化し、コラーゲンの生産が促進されます。
それによって、たるみ改善効果が期待できます。
しかし、皮膚を引き上げる訳ではないので、
たるみがひどい場合はあまり効果を実感できないことが多いようです。
金属アレルギーが発症する可能性がありますし、
手術後は高周波治療が受けられない事があります。
高周波の熱で金の糸が発熱し、やけどを負う可能性があるからです。
溶けない糸
金の糸とは違って糸にギザギザしたとげがついているので、
たるみを引き上げる効果が高いです。
溶ける糸と比べると持続期間が長いのはメリットですが、
失敗した時の修正が難しくなります。
ですから、最近は溶ける糸の方が主流になってきています。
溶ける糸
こちらも糸にとげがついているので、リフトアップ効果が高いですが、
２年くらいで糸が解けて吸収されるので、持続期間が短くなります。
溶ける糸にも種類があるのですが、一番顔のたるみに効果があるのが
「シルエットリフト」と言われています。
シルエットリフトは、円錐状のコーン（とんがりコーンみたいな形）が
糸についているので、普通のとげがついてるだけの糸と比べると、
顔のたるみに最も効果が高いです。
フェイスリフトの失敗例
糸を使った顔のリフトアップは、手術が上手くいけば満足度の
高い治療法ですが、もちろん失敗もあります。
どんな失敗があるのでしょうか？
顔が引きつる
引っ張り具合が強すぎると、表情がうまく作れなくなるので、
引きつった違和感のある顔になってしまいます。
リフトアップしていない
うまくたるみを引き上げることができず、高い治療費を払った
にもかかわらず、変化が見られないこともあります。
糸が透ける
皮膚の厚みを考慮して手術してもらえなかった場合、
糸が透けてみえたり、糸のギザギザが触ると分かる状態に
なってしまう事があります。
